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「余震の数は本震直後に多く、時間とともに次第に少なくなる」などの基本的な性質に違いはありません。
ただ、内陸の地震に比べて、海域の地震のほうが余震活動が長く続く傾向にあります。たとえば、内陸の地震では、本震発生から3日以内に最大余震が発生することが多いですが、海域の地震では、本震発生後1週間以上たってから最大余震が発生することも珍しくありません。
活動中の活火山や過去100万年の間に活動した火山の近くで地震が発生した場合には、大きい余震が起きやすい傾向があります。 また、海域のうち三陸沖や択捉沖の一部などは地震続発領域と呼ばれ、地震が発生した場合には、大きい余震が起きやすい傾向があります。
(地震調査研究推進本部「大地震のあと、余震はどうなるか」による。経験則3のページへ。)

大局的に見れば余震は、限られた地域で発生し、数が単調に減り規模も小さくなっていくものです。
しかし、余震活動が減衰していく中で、時々大きな余震が発生することもあります。この場合には、その大きい余震の余震が起きるということがあり、一時的に余震の数が増えます。
たとえば平成16年(2004年)新潟県中越地震の余震活動で余震が一時的に増えるなどの現象が見られました。
また、まれに余震域から飛び離れて地震が起きることがあります。この場合も、その飛び離れた地震の余震が起きることがあり、一時的に余震の回数が増えることになります。
余震域から離れた場所でも大きな地震が発生することがありますか?もご覧ください。
頻繁にあることではありませんが、余震域から飛び離れて地震が起きることもあります。
また、この場合には、その地震に対する余震も発生するため、地域全体としての地震の回数が一時的に増えることがあります。
下の図は、平成12年(2000年)鳥取県西部地震の余震の起こり方を示したものです。10月6日13時30分に本震が発生し、その約2日後の10月8日13時17分に、震源域から飛び離れてやや大きな地震が発生しています。
また本震のあとにその余震域(Aの領域)で余震活動が見られますが、10月8日の地震のあとにはその周囲(Bの領域)でも余震活動が発生し、一時的に余震の回数が増えました。
このような、大局的な流れから少しはずれたこと(大きい余震や余震域から離れたところで起こる地震)が、いつ起きるのか、どこで起こるのかについては、現在の科学技術のレベルでは予測できません。