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2455m 北緯36度13分37秒 東経137度35分13秒 (硫黄岳) (世界測地系)
北から割谷山(わるたにやま)、焼岳、白谷山(しらたにやま)、アカンダナ山と並ぶ小火山群のうち、焼岳のみが現在も活動中。焼岳は安山岩・デイサイトの成層火山で山頂部は溶岩ドームである。山頂火口(直径約300m)のほか、山腹でも噴火している。最新のマグマ噴火は、2kaに起きた焼岳ドーム溶岩とそれに伴う中尾火砕流堆積物の活動である。東麓ではこの火砕流堆積物の上位の黒色土壌中にテフラが認められる。
有史後の噴火はほとんど水蒸気爆発で、泥流を生じやすい。平常でも硫気活動が盛んである。別名、硫黄岳(及川,2002)。

2008年9月9日の状況
焼岳の形成は1.5万年前頃から始まり、活動の初期には黒谷付近に溶岩や火砕流を噴出した。最近1万年間にも溶岩や火砕物の噴出が続き、約2000年前には最新のマグマ噴火が起こり、この活動で焼岳ドーム溶岩と中尾火砕流が噴出した。この噴火の後にも、4回/千年の割合で水蒸気噴火が発生している(及川ほか,1998,1999;及川,1999,2002)。
<日本活火山総覧(第3版)(気象庁編,2005)およびその後の火山観測成果による。>
気象庁では、地震計、傾斜計、空振計、GPSを設置し、関係機関の協力の下、焼岳の火山活動の監視・観測を行っています。
気象庁が実施した火山観測データの解析結果や、火山活動の診断結果を掲載します。毎月1回、上旬に公表(予定)します。