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噴火警戒レベルの説明

 気象庁は平成19年12月1日より、噴火警戒レベルを導入しました。噴火警戒レベルとは、火山活動の状況を噴火時等の危険範囲や必要な防災対応を踏まえて5段階に区分したものです。 住民や登山者・入山者等に必要な防災対応が分かりやすいように、各区分にそれぞれ「避難」「避難準備」「入山規制」「火口周辺規制」「平常」 のキーワードをつけて警戒を呼びかけます。噴火警戒レベルは噴火警報及び噴火予報で発表します。
 現在、26火山において、噴火警戒レベルを提供していますが、防災対策を必要とする火山について、地元と調整を進め、所要の準備が整った火山について順次導入していきます。
 なお、噴火警戒レベル導入に伴い、火山活動度レベルは廃止しました。


 噴火警報、噴火警戒レベルのリーフレット


 噴火警戒レベルの活用にあたっては以下の点に留意する必要があります。
・火山の状況によっては、異常が観測されずに噴火する場合もあり、レベルの発表が必ずしも段階を追って順番通りになるとは限りません(下がるときも同様です)。
・各レベルで想定する火山活動の状況及び噴火時等の防災対応に係る対象地域や具体的な対応方法は、地域により異なります。
・降雨時の土石流等レベル表の対象外の現象についても注意が必要であり、その場合には大雨情報等他の情報にも注意する必要があります。


予報警報 対象範囲 レベル 説明
火山活動の状況 住民等の行動※1 登山者・入山者への対応※1
噴火警報 居住地域及びそれより火口側 レベル5
(避難)
居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生、あるいは切迫している状態にある。 危険な居住地域※2からの避難等が必要(状況に応じて対象地域や方法等を判断)
レベル4
(避難準備)
居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生すると予想される(可能性が高まってきている)。 警戒が必要な居住地域※2での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要(状況に応じて対象地域を判断)
火口周辺警報 火口から居住地域近くまで レベル3
(入山規制)
居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。 通常の生活(今後の火山活動の推移に注意。入山規制)。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等 登山禁止・入山規制等、危険な地域への立入規制等(状況に応じて規制範囲を判断)
火口周辺 レベル2
(火口周辺規制)
火口周辺に影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。 通常の生活 火口周辺への立入規制等(状況に応じて火口周辺の規制範囲を判断)
噴火予報 火口内等 レベル1
(平常)
火山活動は静穏。
火山活動の状態によって、火口内で火山灰の噴出等が見られる(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)。
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)
※1:住民等の主な行動と登山者・入山者への対応には、代表的なものを記載。
※2:避難または避難準備の対象として地域防災計画等に定められた地域。ただし火山活動の状況によって具体的な対象地域は あらかじめ定められた地域とは異なることがあります。
注:表で記載している「火口」は、噴火が想定されている火口あるいはそれらが出現しうる領域(火口出現領域)を意味します。 伊豆東部火山群のように、あらかじめ噴火場所(地域)を特定できないものは、地震活動域を火口領域と想定して対応。



噴火警戒レベル導入火山



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